2019年4月13日土曜日

仮想通貨に手を出してはいけない。

仮想通貨に手を出してはいけない。

仮想通貨に手を出してはいけない。


※当記事は別のブログに2018/5/18に記載したものを
 当ブログに再録したものです。
 ネタとして少し古くなっているものですが、
 まあ何かのお役に立てばと思い再録しました。

結論を言うと掲題の通りです。

理由は
「サブプライムローンと同じ事が起こる」
ためです。

しかも比較にならないほど大規模に。

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サブプライムローンの時はどんなだったか。

ザックリ表現すると、

①世界で流通している債権の中に
ごくわずかにヤバい債券が混入。

②その分の信用が揺らいだだけで
世界中の債権が暴落して経済が混乱。

たったこれだけの話ですが、
「 世界金融危機 」
「 リーマンショック 」
といわれる
おおよそ10年前の世界経済の混乱は
皆さんのご記憶に新しいと思います。

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さて、ではそれと比較し
仮想通貨はどういう状況か。

相場の変動状況なんて言うのは議論に値しません。
どうでもいいです。


問題は世界で流通している通貨に
「 訳の分からないものが混入している 」
ことです。


本当にまじめな話、
現実の世界に存在しているとある国、
その国が経済危機に陥り
「 国そのものが倒産 」 しそう。

そうするとその国の通貨は信用度が下がり
為替相場が混乱し、連鎖的に世界経済が混乱する。

というのはこれまでちょくちょく発生しています。

例えば
1997年頃、タイのバーツが震源の 「 アジア通貨危機 」、
新しいものであれば
2009年頃、ギリシャが震源の 「 ユーロ危機 」

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さてさて、

信用不安が連鎖するのは簡単に言うと
お隣同士で決済が連鎖しているからです。

今仮想通貨はインターネット上で
ケチな買い物をするために
一部の 「 イキった(※) 」 小銭持ちが
使っているのでしょうが、

(※「 イキった 」:
関西弁で調子に乗っている、
格好をつけている的な意味。
「 しゃらくさい 」に近い?)

本格的な現実世界の商取引には
まだ広く用いられておらず、
相場変動による利ザヤ狙いの
ギャンブル・遊び程度のものです。

この程度であれば熱が冷めて価値が暴落しても、
仮想通貨を持っている人が大損するだけで済みます。

(その人がクビが回らなくなって借金を踏み倒す、
となれば一定の連鎖反応は発生しますが…
所詮は個人レベルの問題なので
大きくはならないと思います)

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ただ、本格的な商取引に
用いられるようになったとします。

これは仮想通貨の性質
(インターネットの世界でつながっているので、
為替交換の手数料や変動のリスクがない)
を考えると、浅はかな考えから
国際取引の決済に利用される可能性が大きいです。


そのうち、どこからか

「 ビッ〇コイン、
暴落するらしいよ 」

と噂がささやかれるようになる。

つまり、「 信用 」が下がる。

取引中の契約の決済が
問題の仮想通貨で予定されていれば…

短期的には決裁が滞り企業は倒産するし、
長期的には通貨がスムーズに流れなくなりデフレになる。


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仮想通貨に手を出してはいけない。

これは個人単位での

「 つまらないギャンブルに手を出すな 」

という 「 お説教 」 ではなく、


世の中の責任ある立場の政治家の先生方、
大企業の経営責任者の皆様へのお願い

です。


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