Bright Life Fund: コップの水は溢れて垂れてくるのを舐めて我慢する

コップの水は溢れて垂れてくるのを舐めて我慢する

今回は当シリーズのプロローグとして、
まずは「原資保持の重要性」を
皆さんと一緒に考えていこうと思います。


	コップの水は溢れて垂れてくるのを舐めて我慢する

「何じゃそりゃ？
　気持ちわりー。」

と、いぶかしく思われるかもしれませんが、

これは1987年公開の映画

『マルサの女』

に登場する敵役、

脱税を疑われ東京国税局査察部（マルサ）に
追いかけ回される大金持ちの権藤が

まさに家宅捜索を受けているその最中に
主人公をはじめとする査察官に対して語った

大金持ちになるコツの要点を述べたものです。

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「あんた今、
　ぼたぼた落ちてくる水の下に
　コップを置いて
　水ためてるとする…」

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「のどがかわいたからって
　半分しかたまってないのに飲む。
　これ最低だね。」

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「なみなみ一杯になるのを待って。

　それでも飲んじゃだめだよ。

　一杯になって、
　あふれてたれてくるやつ。
　これを…」

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「んなめるっっ！！」

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これがほんとに

「気持ちわりー！」

と、初めて見た当時小学生であった筆者が
悲鳴を上げてしまったような粘っこい怪演で。

ただ、『マルサの女』という映画の
究極の１シーンを切り出せと言われれば、

もっと言えば、この映画の最終的なコアは
この山崎努の30秒ではないでしょうか。
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