当シリーズではインカムゲインを得られる
投資の方法として代表格の「不動産投資」と
「毎月分配型投資信託」との比較で
毎月分配型投資信託のメリットをご紹介していきます。
不動産と毎月分配型投資信託の比較 |
ざっとご紹介しますと、それぞれ以下のような
メリット・デメリットがあります。
比較項目 | 不動産 | 毎月分配型投資信託 | ||
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資産価値 | ◎ | 一般論としてに資産として手堅く信用が高い。 | △ | 一般論としてに資産として信用が低い。 |
流動性 | × | 流動性が低い、つまり簡単に売買ができない。 | ◎ | 流動性が高く、簡単に売買ができる。 |
付随コスト | × | 物件そのもの以外に付随するコストが高い。 | △ | 付随するコストが少しある。 |
利回り | △ | 条件によるが利回りが案外高くない。 | 〇 | 銘柄によっては利回りが高い。 |
価値変動 | × | 建物に関しては必ず「価値」が下落する。 | 〇 | 価格については下落もあるが上昇もある。 |
まず最初は「価値変動」という切り口で
皆さんと一緒に考えてみようと思います。
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資産価値
◆不動産の場合 ⇒ ◎
「一般論としてに資産として手堅く信用が高い。」
不動産を担保にすれば
銀行がある程度簡単にお金を貸してくれます。
その貸付金を元にさらに資産を増加させ…
という
「お金持ちになるサイクル」
が一気に回る可能性が高い。
銀行が担保として認めてくれる、
つまり資産価値が高いと言えます。
◆毎月分配型投資信託の場合 ⇒ △
「一般論としてに資産として信用が低い。」
信託銀行では株式や投資信託を担保に融資、
という仕組みがあるにはあるみたいですが、
通常の銀行ではそれらを担保として
融資を受けることは一般にはありません。
ただ、もし急な入用があった際に、
せっかく築き上げた投資信託の資産を
切崩さなくてはいけない、という場合は、
それらを担保として信託銀行から
融資を受けるという選択肢があることを
記憶の片隅においておけば、
役に立つかもしれません。
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【6】 不動産と毎月分配型投資信託の比較2「流動性」 |
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