不動産と毎月分配型投資信託の比較5「価値変動」

不動産と毎月分配型投資信託の比較5「価値変動」

インカムゲインを得られる投資の方法として
代表格の「不動産投資」と
「毎月分配型投資信託」との比較で
毎月分配型投資信託のメリットをご紹介しています。

今回は「価値変動」という切り口で
皆さんと一緒に考えてみようと思います。


不動産と毎月分配型投資信託の比較5「価値変動」

-------------------
価値変動

◆不動産の場合 ⇒ ×

「建物に関しては必ず「価値」が下落する。」


「 不動産は資産価値が高い 」
とご紹介しましたが、
これは
「 銀行が担保として認めてくれ易い 」
という意味でした。

さらに不動産は「土地」と「建物」に大別されます。

「土地」については「価値」の変動が大きくありません。

景気の状況により「価格」の変動はありますが、
「価値」については前述したような
鉄道等の社会インフラ、治安状態等
周辺の状況によって決まる部分が大きく、
大きな変動はあまりありません。


これに対して
「建物」については
一つの例外もなく
必ず価値が下がります。


「何偉そうに言ってんの?
 当たり前じゃん。
 常識でしょ?」

と笑われてしまうかもですが、
これがとても不思議な話です。

何が不思議かは
次の毎月分配型投資信託の場合の中で
ご説明いたします。


◆毎月分配型投資信託の場合 ⇒ 〇

「価格については下落もあるが上昇もある。」


人は株式や投資信託について、
「元金が保証されない」
つまり、
「価値が変動して、
 リターンが投資資金より
 下回るかもしれない

この「かもしれない」レベルでも
二の足を踏むのですが、

投資信託については
下回るかもしれないけども、
上回るかもしれない。

前述の通り
「建物部分は必ず価値が下がる
という不動産については
なぜか迷いもせず購入できるのに、

上回る可能性のある投資信託については、
ほんの少しでも損をしたくない、
という理由で購入を躊躇う。

とても不思議ですね。
---



次ページ
【10】 毎月分配型投資信託のメリットまとめ



【1】 毎月分配型投資信託のメリット
【2】 「キャピタルゲイン」はしんどい
【3】 投資をするなら「インカムゲイン」を目指すべき
【4】 毎月分配型投資信託とは
【5】 不動産と毎月分配型投資信託の比較1「資産価値」
【6】 不動産と毎月分配型投資信託の比較2「流動性」
【7】 不動産と毎月分配型投資信託の比較3「付随コスト」
【8】 不動産と毎月分配型投資信託の比較4「利回り」
【9】 不動産と毎月分配型投資信託の比較5「価値変動」
【10】 毎月分配型投資信託のメリットまとめ
☆ 投資情報取得資格チェックリストに戻る


---


0 件のコメント:

コメントを投稿