投資情報はインカムゲインでのみ有効

投資情報はインカムゲインでのみ有効

前回はキャピタルゲインを狙った投資方法の本質、
つまり「変動が利益の下である」ということと、
投資情報が有効になりにくい
(素人、初心者が有効な情報を得ることが難しい)
ということをご紹介いたしました。


今回は投資方法の別の軸
「インカムゲイン」であれば
投資情報が有効になりやすいことの根拠を
皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


投資情報はインカムゲインでのみ有効

投資情報の重要性

さて、キャピタルゲインの場合と比較をして
投資情報が大きな効力を持つのは、

変動が小さく一定の傾向が
継続する予想される場合

と筆者は考えます。


具体的な例で簡単な言い方をすると、

「直近半年は月の利回りが0.7%で
 配当が支払われている。
 だからこの先しばらくは、
 同様の利回りが期待できそうだ。」

というような情報です。

つまり、
インカムゲイン型の投資の場合に
投資情報が大きな意味を持つ
ことになります。


上記のような情報であれば、
あまり無茶な話ではなく、


いろんなファンドの基準価格と
月々に支払われている単位当たりの配当額で
利回りをざっと計算すれば、

「ああ、おおよそ〇%程度の利回りだな。
 じゃあ100万円購入すれば
 毎月〇万円の配当だな。」

と誰でも簡単に割り出すことが出来ます。


「いや、ちょっと待ってよ!
 そんな計算の基準になる情報って
 そこらに転がってるものなの?」


これが普通に転がっているものです。


証券会社に口座を作れば、
当然証券会社のHP上でも見れますし、

その他、
インターネットにつなぐことさえできれば、
以下のようなサイトで
無料で情報を得ることが出来ます。



https://stocks.finance.yahoo.co.jp/funds/



http://tskl.toushin.or.jp/FdsWeb/view/FDST000000.seam


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まとめると、

キャピタルゲイン型投資は投資情報が活きにくい
「安く買って高く売る」のキャピタルゲイン型投資では、
変動を元にして利益を上げようとするものであり、
元になる投資情報が怪しい状態であると推測されます。

インカムゲイン型投資は投資情報が活きやすい
これに対して
「大きな額ではないが保持しているだけで収益を得られる」
インカムゲイン型投資であれば、
変動ではなく静的な状態を元に判断して投資をするため、

投資情報がある程度信用できるし、
そもそも情報が公開されているので
自分で情報を集めることができます。


ただし!
いずれにしても
投資情報を用いる際は
いくつか注意事項が存在します。

次はそのいくつかの注意事項を
ご紹介いたします。
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次ページ
【4】 注意1:あくまで過去実績を元にした参考情報です!



【1】 投資情報の重要性
【2】 投資情報はキャピタルゲインではあてにできない
【3】 投資情報はインカムゲインでのみ有効
【4】 注意1:あくまで過去実績を元にした参考情報です!
【5】 注意2:「なんちゃって配当」に気を付けて!
【6】 毎月ファンドマネージャが行う子供だましの寸劇
【7】 当ファンドは非NISAで購入して配当をチェック
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