前回までに『マルサの女』に登場する敵役の大金持ち権藤氏の
お金持ちになる方法論
「コップの水は溢れて垂れてくるのを舐めて我慢する」と
その実践による
「ただで車を手に入れる」の実践例をご紹介し、
また、
「とはいえ、車が手に入る程度の話で、
一生懸命働くことには違いない」
と、
皆さんにとってはがっかりするようなこともお伝えしました。
ただ、今回は投資を始める、
そして続けることの目標とするべき
「いつか来る、ある瞬間」について
明確に意識し、希望を持ち続けることが大事であることを、
当シリーズの締めくくりとして
皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
「明日からいきなり金持ち」は虚構 |
その
「いつか来る、ある瞬間」
とは。
投資を志す人が当面のゴールとして目指す、
日常的な生活経費を投資の配当のみで賄うことができる、
つまり、『金持ち父さん、貧乏父さん』で表現される、
「ラットレースを抜け出す」その瞬間です。
その「いつか来る、ある瞬間」までは
あくせくと一生懸命働いて、
種銭、つまり資産運用の原資をキープし、
増大させ続けるべきです。
ですので、筆者はこんな記事を
したり顔で偉そうに作成していますが、
日常生活は非常に質素、もっと言えば、
毎月そこそこ厳しい支払いの生活を続けています。
ですが、それと並行して資産運用は順調に、
新規の資金投入とは別に毎年10%ずつ資産が増加しています。
そして、
その資産運用で得ているお金は
全く生活の当てにしていません。
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資産運用による資産増大について酷く冷静です。
嬉しくとも何ともない。
逆に保持しているファンドの基準価格が下落しても、
そんなに慌てない。
配当がなんちゃって配当になっていれば、
手当を行いますが、
価格の下落については、
あまり右往左往ということにはなりません。
(それよりも価格変動について「気にならない」ので
日常的に資産状況を確認するということがありません。)
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偉そうに能書きを言うわけではないのですが、
最近はこの境地
「資産の細かな変動についてちょっと鈍感」
が、
お金持ちへの通過点の一つであると思います。
つまり、日常生活についてはお金の使い方を厳しく管理する、
それとはまったく矛盾をするのですが、
資産運用についてはある意味金銭感覚がマヒして、
減った増えたに一喜一憂しない。
筆者がそもそもケチな人種である、
ということが原因ではありますが、
多分「お金持ち」になっても
この習性、習慣は変わらないのだろうな、
と思います。
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当ファンドでご紹介する投資情報、
またそれを元にした投資方法では、
残念ながら
「いきなり明日からお金持ちになって
自由の身になれる!」
という夢物語は実現できません。
ごくごく現実的、かつ出来るだけリスクの小さな方法で、
だんだんとお金持ちに近づくことになります。
それゆえに急激に稼いで乱暴なお金の使い方をし、
結局身を滅ぼしてしまう、
というようなことにはならないと思います。
つまり、世の中で時々耳にする、
宝くじが当たったのに、
または莫大な遺産を相続したのに、
あれよあれよという間に
一気に破産してしまうというようなあれです。
※そもそも世の中に溢れている
「誰でも稼げます、すぐに金持ちになれます」
系の話は嘘くさいと思いますが…
まずは手堅く
投資用の原資を石にかじりついてもキープして
だんだんと強固にしていく
というステップを進めていただき、
そして、正しいお金の扱い方を学びながら、
徐々にお金持ちになっていく、
という方法をおすすめしたいと思います。
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【1】 資産運用のための原資保持の重要性 |
【2】 コップの水は溢れて垂れてくるのを舐めて我慢する |
【3】 この理論で車をタダで手に入れることもできる |
【4】 「車をタダで手に入れる」の実践例 |
【5】 コップの水を飲まずに我慢するコツ |
【6】 「明日からいきなり金持ち」は虚構 |
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