「キャピタルゲイン」はしんどい

「キャピタルゲイン」はしんどい

投資による収益獲得の仕掛けの一つに
売買の利ざやで儲けるという
「キャピタルゲイン」
がありますが、
筆者はあまりおすすめしません。

その理由について今回は
皆さんにご紹介いたします。

「キャピタルゲイン」はしんどい


株式の売買等によるキャピタルゲインは、
当たれば利益が大きく、
また信用取引等、要するに「借金」をして
元金を「かさマシ」すれば
さらに利益が大きくなります。

ところが以下の点が困りものです。


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1.手間がかかる。

当たり前ですが、
売ったり買ったりの手間がかかりますし、
良さそうな銘柄を探し出すのも手間です。

そして、値動きをそれなりにモニターして、

「お、良さそうなのが安くなってる買うか?」
「いや、もう少し様子を見てから」
「良し!今売っちゃおう!」
「いや、待てよ、もう少し待つぞ」

なんていう風に、
必死に色々考えて判断して、
ようやく売買を行う。


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2.必ず勝てるわけではない。

さらに問題はこちら。

多少手間がかかっても
安く買って高く売る、つまり「勝つ」
ということが100発100中で出来るなら、
キャピタルゲイン狙いで良いと思います。


ところが、どこの誰に聞いても、
「そんなことはあり得ない」
という答えが返ってきます。

また、
「いや、そんなことは無い、
 必勝法があるんだよ」
というのは間違いなく詐欺です。

これ以上はクドクド言っても仕方ないので、
これにとどめます。


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つまり、キャピタルゲインで
利益を得ようと思うと、
やたらに手間がかかるし、
なおかつ必ず勝つわけではないので、

総合して

「キャピタルゲインはしんどい」

と筆者は考えます。


いっそのことド派手に「負けて」
「違う方法にシフトしよう!」
と決断できる方が、

「時間のロスは少なくて良い」

なんてことも言えるかもしれません。

お金の負けは取り返すことが出来ますが、
時間のロスはどうやっても取り戻せないので。


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ちなみに筆者は2005年に新卒で就職して、
若者風の贅沢をせず必死に資金を貯め
それを元手に2006年頃投資をスタートしました。


最初はキャピタルゲインの代表である株式売買で、
ゴールデンクロスだとか、デッドクロスだとかを
それなりに勉強をして最初は数十万円の利益を
簡単に稼ぐことが出来ましたが、

その後は上手くいかず、
ものの一年で
100万円の損失
を出しました。


で、それ以来株式売買はスッパリ止めて、
ただし、投資そのものは別の方法にシフトして
ぼちぼちと継続して利益を出せるようになっています。

その決して安くはない
「100万円の授業料」
で得られたものは
「スパっと切り替えて
 より良い方法にシフトできた」
ということだと思います。


その「より良い方法」というのが、次に紹介する
「インカムゲインを得る方法」になります。
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次ページ
【3】 投資をするなら「インカムゲイン」を目指すべき



【1】 毎月分配型投資信託のメリット
【2】 「キャピタルゲイン」はしんどい
【3】 投資をするなら「インカムゲイン」を目指すべき
【4】 毎月分配型投資信託とは
【5】 不動産と毎月分配型投資信託の比較1「資産価値」
【6】 不動産と毎月分配型投資信託の比較2「流動性」
【7】 不動産と毎月分配型投資信託の比較3「付随コスト」
【8】 不動産と毎月分配型投資信託の比較4「利回り」
【9】 不動産と毎月分配型投資信託の比較5「価値変動」
【10】 毎月分配型投資信託のメリットまとめ
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