『 直接金融 』とは。 |
では銀行口座と比較した場合の
証券会社とその口座とは。
以下のイメージ図をご参照ください。
【証券会社口座を経由した投資】イメージ |
絵が多少複雑ではありますが、
そんなに難しい話ではありません。
「口座」に対して投資家がお金を入金する。
ここまでは銀行の口座と同様です。
銀行口座と異なるのは、
この入金したお金をどのように運用するか。
例えば
◆特定の上場企業の株式を取得し、
配当を得る、または売買の利ざやで利益を得る。
◆企業、国家、地方自治体等が発行する債券を購入し、
償還まで待って利息を利益とするか、
株式と同様に売買の利ざやで利益を得る。
◆投資銀行が運営する投資信託にお金を預けて
運用を委託、配当や売買益で利益を得る。
等が挙げられます。
それらをある程度
「投資家が自分で決める!」
というのが『直接金融』です。
ただし、「リスク」が伴う |
ただし、銀行の間接金融は「リスク」を
すべて銀行が背負ってくれますが、
証券会社口座を介した直接金融は
投資家が責任を負うことになります。
投資家が自己判断で投資先を選別し、
自己責任で投資の実施を判断するためです。
ザックリまとめると以下のような感じです。
【銀行の間接金融】
⇒投資に関して完全に委任。銀行がリスクを背負う。
⇒銀行の組織を運営するための手数料等も高い。
⇒そのため「利回りが極めて低い」
【証券会社を介した直接金融】
⇒投資に関して自己責任。投資家がリスクを背負う。
⇒証券会社にも手数料等を支払うが、さほど高くない。
⇒利回りについては投資方法によるが、
一般論として銀行預金よりは絶対マシ。
この「リスク」については
色々な考え方があります。
特に一般人とお金持ちの間では
180°異なるものとも言えます。
そのリスクの考え方については
当ブログ内で別の機会に記載いたします。
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